ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド プレイ日記 その19 神獣ヴァ・ルッタとの戦い
前回、ルッタの内部へ。グダグダな謎解きの末、メインの制御装置を起動。象の特徴を活かし、水を駆使する謎解きを考えたシーカー族はすごいよね。
今回は、ボス戦突入。
水のカースガノン現る
細身の長身。顔面という概念が通用しない頭部。豊満な胸部にキュッと引き締まったウェスト。スラリと伸びた手足。左腕だけ異様に発達した筋肉。攻撃的な赤い髪の毛。戦いに備えて行ったであろう美容室。
リンクが電気の矢を集め出した時に、予約なしで店に駆け込んだ。あいつだったら俺のところまで来るだろう。『カットとカラーお願いします。』100年振りに人と会うのだ。きちんと身なりを整えてボスらしい威厳を醸し出さないと。思ったよりも早く、リンクが貯水湖に来てしまった。焦った。必死に氷のブロックをリンク達に発射して時間を稼いだ。間に合わないと思った。しかし、謎解きにかなりの時間がかかっていたので、トリートメントまですることが出来た。やっぱりプロに洗ってもらうと気持ちがいい。仕上げにワックスでセット。準備万端ドヤ顏で登場。
戦闘開始
ミファーはこいつにやられたのだ。許さん。
槍で突いてくる。射程距離が長いので近づきすぎると危険だ。
マズイ!料理が全然足りない!
こんな感じでメインの制御装置の陰に隠れながら、隙を見て弓矢で攻撃する。これを地道に繰り返す。安心安全な方法だ。
カースガノンの体力が半分減ったところで、何やら怪しい動き。
浸水して足場が狭くなってしまった。
これじゃ隠れられないじゃんか。
そしたら奴は氷のブロックを放ってきた。
これは、前回と同じパターン。なのにすっかり対処法を忘れてしまい、柱を作ってガードするグダっぷり。
これじゃとても攻撃する暇なんてない。
あーあーあーあー。軽くテンパる。で、アイスメーカーで壊せることをようやく思い出す。それからは冷静さを取り戻し、ブロックを壊しつつの弓矢で攻撃しつつを繰り返す。よし順調。
しかし、奴はいきなりピーピー言い出した。ガーディアンがビームを出す時と同じ音だ。この音を聞くと反射的に焦る!もうガーディアンガードは持ってないよ!
何なんだよ!聞いてねぇし!
ビームはガーディアンだけの特権じゃねぇのかよ!くそー!
準備
反省点は2つ。
①手持ちの料理が少なく回復が追いつかなかった。
②テンパった。
まず、森へ行き食材を集めて料理を作りまくった。41品作った。これだけあれば充分だろう。その時にハイラル米と卵で初めて作った、
目玉焼きライス
なんて美味しそうなんだ。惚れ惚れする。もう無敵だ。
あとは、冷静さを保つことを心がけよう。ブロックの壊し方も覚えたし、ビームはどうにか乗り越えよう。(おい)
2回戦へ
制御装置に隠れて攻撃しつつ、
ブロックは冷静に壊しつつ、木の矢で地道に攻撃を続ける。バクダン矢の方が攻撃力は高いと思うけど、こいつには使うべきではないと判断。理由はもったいないから。回復も怠らない。ビームはもろ直撃したけど大丈夫、生きてる。
そして、
倒した!やったー!
ハートの器をもらい、全部で7個になった。
このあと、メイン制御装置を起動させた。
起動させるともう二度と神獣内部へは戻れないとのこと。
ミファーの想い
すると、ミファーの声が聞こえた。
『ありがとう…お陰で私の魂は解放されて、このルッタも取り戻せた。』
振り返るとそこにはミファーの姿が。
魂の姿だ。
『治癒の力も 魂だけになった今の私には もう使えない。』
『だから 貴方に 託すね。』
『私の力…』
『ミファーの祈り…』
『昨日までずっと泣き続けてた。魂だけになって ここに囚われて…これから永遠に一人きりなんだって。』
『だけど 貴方が救ってくれて…』
『そしてこれからは私のチカラが貴方の助けになれる。』
『だから もう大丈夫。じゃあ行くね…。私とルッタの御役目を果たさなきゃ。』
『貴方があの城でガノンと戦う時の援護…今度は失敗しないから。』
『姫様を…助けてあげて。』
リンクの姿は消え、ルッタの内部にいるのはミファーの魂だけになった。
ミファーは敗れたあとも、こんなところで100年間苦しみ続けたのだ。
ミファーは何度でもリンクの傷を治すと言っていた。
本当は自分の力でリンクの傷を癒してあげたいだろうに。魂だけの姿になってもリンクに会えたことが嬉しそうだった。本当に大好きだったんだ。
『もう、大丈夫』って言ったけど、そう自分に言い聞かせているようにも聞こえた。
リンクともっと話をしたかったと思う。リンクが何を思っているのか聞いてみたい。
最後の『姫様を助けてあげて』の一言には、同じ女性としての複雑な心境が混じっているようにも聞こえた。
もう、切ない。胸が締め付けられる想いがした。こんなにも心揺さぶられるストーリー。これぞ、エンターテイメント!!
ルッタとミファーの役目
取り戻した神獣ヴァ・ルッタ。暴走はおさまり雨も止んだ。
取り戻した後はどうするんだろう。すると突然、
ヴァォォォォォ!と鳴き出した。
湖に沈んでいくルッタ。
完全に水没した。
えっ!嘘でしょ!まさか!このまま移動するの!?
移動してるー!!川を進んでるー!!
川を進むルッタ。
もう何か笑ったわ。ねぇねぇ一体何が始まるの!?
山の上から姿を現したルッタ。
ヴァォォォォォ!と叫ぶ。何、何!?何するの!?
すっごい高いところまで来てる!!もはや、どうやって来たかはどうでもいい!!正面にハイリア城が見えるよ!何をするんだ!?ねぇ象さん!?
えぇぇぇぇぇぇぇえ!!何じゃこりゃぁぁ!!
ミファーの声が聞こえた。
『ルッタ…貴女のおかげで 私はリンクの役に立てる。』
ルッタを操作してたのはミファーだったのか。っていうか、この赤いビームは何なんだ。っていうか、『貴女』って…。ルッタって雌なのか!!
『貴女の一撃で 出来るだけガノンの力を削って…』
『御父様…お元気かしら…』
『私 我がままばっかりで…』
『最後にもう一度逢いたかったな…』
あぁ…切ない
ミファーの祈り
力尽きたときに自動的に全回復出来る。一時的にハートが限界を超えて増える効果もある。
ありがとう、ミファー。
ドレファン王の元へ
里の住人が集まるなか、リンクの検討を讃えるゾーラ王。
あのムズリとも和解。ご老人も皆感謝しているとのこと。誤解がとけたようだ。よかった。
リンクと共に戦ったシド王子のことも讃える。跡取りとして申し分ないと。
思わずうつむき表情を隠すシド王子。
そのあと、最高級の感謝を贈ってくれた。
みんなで喜びを分かち合った。でも、切ないね。ミファーのことは忘れない。
メインチャレンジ【水の神獣 ヴァ・ルッタ】クリア!
王の聞きたいこと
『リンクはルッタの中から生還したが、ミファーは戻ってこなかった。これはもう、手遅れだったということか?』
ミファーの魂と会ったことを伝えると驚いていた。何もしてやれなかった…と悔いる王。父親として何が出来たのか、正解なんてないよね・・・。
『今もきっと ソナタの助けができて 喜んでおるに違いないゾヨ。』
ミファーのことは絶対に忘れないよ。王は、何かに困ったらいつでも里に来い、と言ってくれた。
ありがとう。
光鱗の槍
王は今回のお礼として、光鱗の槍をくれた。
なんとミファーが愛用していた槍のようだ。彼女は槍の扱いも一流だったようだ。
この槍はいざという時に使おう。
絶対にゴボブリン戦なんかでは使わない。
ようやく神獣を取り戻して、一区切り。次回は気分転換の旅のまとめ。