ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド その20 気分転換の旅①
前回、水のカースガノンと戦い勝利、ルッタを取り戻した。里メンと共に喜んだが、ミファーを思うと切ない。リンクに出来ることはガノンを倒すこと。地道に頑張ろう。
今回はルッタの謎解きがわからなくて、気分転換にちょっと出かけた時の話。
ドレファン王の話
ガノンが復活した時。四体の神獣が ガノンに操られ 乗っていた英傑は閉じ込められてしまった。
以降、誰一人として帰ってきていないそうだ。あぁ…辛い。
奇妙な山の話
ラネール湿原の西側にある湿原の馬宿。この近くで会ったのはモッコー。
中央ハイラルの西には奇妙な山があるという。山の名前はサトリ山。その山にはある時にだけ、動物が現れるらしい。
モッコーが行った時は、夜中に光る巨大な生き物を見たようだ。その姿に驚き転がるように逃げてきたんだとか。勇気があるなら行ってみなとのこと。
まず、中央ハイラルの場所が不明。ハイラルの真ん中にあるのか。まぁいつか行こう。
ボックリンと再開
湿原の馬宿の近くの森でボックリンと再会した。会いたかったよ。
ここが前に言ってたコログの森なのかー案外普通の森だなーと思いきや、
なんだ、ただの迷子か…。
どうやらコログの森は、ここからもっと北にあるらしい。お爺ちゃんも待ってるしそろそろ帰ろうかな〜だって。またいなくなっちゃうのか。ポーチの拡張してもらいたいし、コログの森がどこにあるのか教えてほしいよ。爺ちゃんにも会ってみたいしね。
今回は弓ポーチと武器ポーチを拡張。
カンギスとの再会
湿原の馬宿はこんな感じ。
今までの馬宿と比べて頭がデカイ気がする。そこでまさかの再会を果たしたのが、
絵描きのカンギス。カカリコ村で写し絵の場所を教えてくれた人だ。カカリコ村でずっと絵を描いている人かと思ってた。こんなところで会うなんて。
そしてなんと、写し絵の場所をまた教えてくれるといのだ。
この絵が自動的にチョイスされた。
これは森。自力で探すのは一番大変そう、と思っていた写真だ。助かる。
すぐ南の森の中 or 川を渡った向こう側 底なし沼の北東の森とのこと。
すぐ南の森は、
こんな感じ。全然雰囲気が違うからここではないだろう。底なし沼の方か…いつか行く。
今回はハイリア城を描いていた。もしや、カンギスは12枚 全ての写し絵の場所を教えてくれるのか。ならばかなりの重要人物じゃないか。
リト族と初対面
鳥だ。きっとリト族だ。英傑の一人、リーバルもこんなデカイ喋る鳥だった。
アコーディオンを持っている。
彼はリト族のカッシーワといって吟遊詩人。世界各地の古の詩(いにしえのうた)を求めて旅をしているんだとか。
古の詩とは・・・幾多の試練を乗り越え厄災を鎮めた勇者を讃える詩
その中でも有名なものが、1万年前の厄災を鎮めた勇者の詩らしい。
彼ともまたどこかで会いそうな気がする。
立派な魔物アジト
ラネール湿原にはリザルフォス大きなのアジトがあった。
巨大な生き物の骨が目印。海にはこんな巨大な魚がいるのか。それとも巨大な魔物の骨か。ロマン溢れるワイルドなアジト。
その近くに樽があったが、これまたデカイ。樽を持つと中に入ることが出来た。
このまま歩くことも可能。この状態だと魔物に近づいても気づかれなかった。便利。ポーチに入れて持ち歩きたかったけど、入らなかった。悲し。
カッシーワと再会
その後、アラブー平野辺りをウロウロしてたら、
鳥発見。カッシーワと早くも再会した。アコーディオン弾いていた。
楽譜を丸めて腰に下げている。なんともスタイリッシュ。
教えてもらった古の詩は、
『命芽吹く緑の大地 馳せるは二本の槍を携えし獣 その獣にまたがる時 勇者の試練が姿を現わす』
ほこらチャレンジ『二本槍の獣』発生!
これは祠チャレンジのようだ。
命芽吹く大地とはここアラブー平野のことらしいが。二本槍の獣とは…。
この直後に鹿を見たけど、もしや鹿のことか…。頭に二本つのがある。またがるって乗るってことか。でも鹿ってすぐ逃げるんだよね。一旦保留。
追い込み漁
近くの池に魚がいた。追いかけたら、陸にあがった。
追い込み漁で2匹get。
青ヒノックス
ロッタート大地の近くに巨大生物発見。
青ヒノックス。魔物の中でも一番デカイらしい。今は寝ている。近づく。
体に乗っかっても起きない。夜行性か、と思ったら…
起きた。見た目怖い。
上の写真は、動揺した心を落ち着かせるために口笛を吹くリンクの姿。
とりあえず逃げる。
リンクの表情はとても冷静だ。頼もしいがシュールでもある。
GAME OVER 。強ぇ。
今はまだ戦う時じゃないってことで、お邪魔しました。
はやまるな
ハイリア湖付近のモヨリ橋を散歩中、一般男性と会った。
彼の名前はハッシモ。最近、おかしな事があったという。地面から塔が生えてきたり、昔からある祠が急に光り出したそうだ。奇妙な現象にこの先の未来を案じていた。
あぁ…そうだよね。彼はまともな感覚を持った人間ですね。
このあと、橋から川を見ようしたら、ハッシモから突然声をかけられた。どうやら、リンクが自ら川に飛び込もうとしていると勘違いしたらしい。ハッシモの説得が始まった。
『お前がこの世からいなくなっても 世界は変わらないかもしれない。だが、ひとつだけ確実に変わるものがある。それは…』
『オレの気分だ!目の前でそんなことをされたら誰だってショックだろ?』
確かに、ごもっとも。やはり彼はまともな一般男性だ。
アラフラ平原
フィローネ地方の湖の塔までワープ。海に向かってパラセーリングして適当な所で降りる。少し歩くと平原に出た。あっ馬宿発見。
でも待て待て…なんかいるぞ…
青ボゴブリンが馬に乗って暴走中。しかも5匹。これヤバイだろー。非常に危険だ。狙われたら終わり。
気づかれないように迂回して馬宿へ。
高原の馬宿
そこにいたのはブリンカ。
乗馬技術を競う競技があるらしい。ブリンカはなかなかの腕前のようで、勝負を挑まれた。何をするか聞いてみると、馬に乗って行う障害物競争でタイムを競うようだ。良い記録が出たら馬装備くれるんだって。へぇー。気が向いたらやるわ。
3度目の再会
馬宿で寝てたのは、
カンギス!また会ったね!
今回もウツシエの場所を教えてくれるようだ。
2つの石像と奥にハイリア大橋が見える。天望の丘か あるいはそれよりもう少し東か…、とのこと。夜だったのでカンギスの絵が見れなかったのが残念。
今回は石像がポイントだ。とりあえず行く。まず天望の丘を登った。が、コログがいるだけでウツシエの風景はなかった。
そこから川を渡り東へ進む。石像を探していると、
発見!暗くて見えづらいけど探してた風景だ。
するとリンクは100年前の記憶をまた一つ思い出した。
ウツシエの記憶 3ヶ所目
ーここから100年前の話ー
遺物調査の道中、雨が降ってきたので雨宿り。時間を持て余したリンクは剣の練習をする。
ゼルダが話し始める。
『父上の跡目を継ぐべく、騎士の道を選び練磨を続け…』
『そして貴方は退魔の剣に選ばれる程の剣士に成長した。』
『それは素晴らしい事だと思います。』
視線を逸らすゼルダ。
『もし…貴方が剣の才能が全くなくて…』
『それでも周りの人達から、「お前は近衛の家に生まれたのだから、絶対に騎士にならねばならない」と言われたら…』
『そう言われ続けたとしたら…』
『貴方はどうしていたと思いますか?』
ーおわりー
これはそのままゼルダの置かれた状況を表しているのか。代々受け継がれてきた封印の力が自分にだけ目覚めない。でも周りからは王家の娘だから当然のようにガノン封印を期待されている。いくら努力しても力は目覚めない。
自分にはこの道は向いていない、本当はやりたくない、逃げ出したい。そんな気持ちを押し殺し、責任感とプライドで頑張ってきたけど、やはり成果が出ない。もう自分には無理なんじゃないか…。重圧に押し潰されてしまいそう。
そんな状況でリンクの存在を目の当たりにすると、余計に自分の能力のなさを感じてしまう。誰にも言えない思いをリンクに問う形で吐露したのか。
リンクは何と答えたのか。気になるところ。
推測 カンギスの事情
それにしてもリンクが行くところにカンギスあり。まるで先回りしてるみたいだ。
うん、たぶん先回りしているんだと思う。
カンギスはリンクの父親と中学の同級生だった。リンク父は近衛の家に生まれ育ち、カンギスは代々続く絵描きの家で生まれ育った。性格が異なる2人だったが、後継としての運命を背負う者同士、通じるものがありすぐに意気投合した。
2人も卒業後は進学せずに、それぞれの家を継ぐべく、修行の道に入った。ほとんど会うことはなかったが、LINEを通して頻繁に連絡は取り合った。己の道を極めるために切磋琢磨する互いを尊敬し、励みにしていた。カンギスは自分の描いた絵をInstagramに投稿していた。
とある絵が100万いいね!を突破した。リンク父が剣を振る姿を描いた絵だ。王家に仕える剣士として立派に生きて欲しいという願いを込めた。剣士とし伸び悩んでいたリンク父は、その絵に背中を押されたという。
お礼としてカンギスに動画を送った。王と共に世界各地を旅した際に撮影した風景だ。趣味だったドローンを使って撮影した。ちょうどその頃、iPhoneでも操作できる小型ドローンが発売され、持ち運びに不便はなかった。撮影しては編集しカンギスに送った。
動画の最後にはいつもこんなメッセージを英語で送った。『世界は美しい。カンギス、いつかお前にこの美しい世界を描いてほしい。』英語の方が何となくオシャレだし動画が洗練されたものになるからだ。
しかし、カンギスは英語が読めなかった。『何かオシャレだよな〜。さすがリンク父だよな〜。』とカンギスは思いながら、いつも地元で絵を描いていた。
そして、年月が過ぎ2人は大人になり家庭を持つようになったが、変わらず連絡はとり続けた。
リンク父は王の勧めもあり、撮影した動画をYouTubeに投稿するようになった。またたく間に再生回数は伸び、剣士とYouTuberの二足のわらじで家族を養った。
愛する息子リンクは近衛の後継として逞しく成長した。体力の衰えを感じ出したリンク父は引退を決意。YouTuber1本で生活することにした。リンクが後を継いでから1年が経った頃、恐れていたことが起こった。
ガノン復活が予言されたのだ。いつかは復活すると言われていたので心構えはしていた。しかし、息子の代での復活は避けたかったのが父親としての本音。
リンクは英傑になった。命をかけて世界を守る運命を背負った息子が心配でたまらなかった。本人の前ではそんな姿は見せなかったが、カンギスに送るLINEでは度々、父親としての胸の内を明かしていた。カンギスにしか言えなかった。
『息子を信じてやれ。』カンギスはいつもそう返信した。リンク父はその言葉に励まされ、息子を見守った。
ついにガノンが復活をした。ハイリア王国は敗れた。リンクは姿を消した。リンク父は老いた体で息子を探したが消息はつかめなかった。インパ様にも会ったが、わからないと言われた。しばらくしてリンク父は病に倒れ命を引き取った。それを知ったカンギスは悲しんだ。そんな中、彼のYouTubeを見ていた。いつも動画の最後に出る英語のメッセージがコメントで訳されているのを見つけた。
『美しい世界を描いてほしい。』そのメッセージに初めて気づいたカンギスは旅に出た。絵描きとしてあいつの願いを叶えたい。長い年月をかけて世界を周り絵を描き続けた。
数十年が経過したある日、カンギスはカカリコ村で絵を描いていた。そこで信じられないことが起こった。
リンクが村にやって来たのだ。生きていたのか!
屋敷でのインパ様とリンクの会話を盗み聞きした。なんと記憶をなくしているらしい!ガノン討伐の運命を再び背負った 親友の息子に何か出来ないかと考えた。ウツシエとやらの場所なら教えてやれるかもしれん。今まで世界を旅して来た自分なら出来る。リンク父の願いを受け旅に出たが、今度はその旅が息子の手助けになるかもしれん。
いきなり教えると不審者になってしまうので、大妖精の泉を見せてくれたお礼として、ウツシエの場所を教えることにした。
その後も、リンクが行く場所に先回りをして待ち伏せた。リンクは瞬間移動の術を使うので移動が速いが、自分も足腰には自信がある。リンクを見るたびに若かりし頃のリンク父を思い出す。
お前の代わりにリンクのことを見守ってやるよ。ガノンを倒すその日まで。的な。
ーおわりー
次回は、気分転換の旅で起きたことの続きです。